ふくえらびtips vol.12

ふくえらびtips

12

2021.08.19

「大人でも着こなせるプリントTシャツ」の3タイプをピックアップ!!!

「ふくえらびtips」は、服選びやコーディネート作りにつながる「tips(ティップス/コツ、ヒント、小技)」を専門家が紹介する連載コラム記事です。今回は「プリントTシャツ」に着目。
かなりカジュアルなイメージになりがちなプリント入りのTシャツも、アイテム選びを工夫すれば大人らしく自分らしく着こなすことが可能です!

構成&テキスト:平 格彦(AllAbout「メンズファッション」ガイド/編集者/ライター)https://note.com/masahikotaira
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個性的なのにクールで大人っぽい「モノトーン総柄プリント」Tシャツ

プリントTシャツは、どんなプリントを選ぶかで個性を主張できるのが大きな魅力です。
ただし、シンプルな無地のTシャツと比べるとラフな印象になったり子どもっぽく見えたりしがち。
そこでプリントTシャツを選ぶ際は、大人っぽく見えるかどうかをポイントにするのがおすすめです。


大人なムードを演出するのにもっとも簡単なテクニックは、「モノトーン」の配色を選ぶこと。
それに加え、プリントTシャツならではの個性やインパクトもほしい場合は「総柄」を選ぶのが有効です。
つまり「モノトーンの総柄」なら、大人っぽい落ち着きとプリントTシャツならではの個性が共存できます。


例えばこのTシャツは、〈SHELLAC (シェラック)〉独自の「デジタルアース柄」を全面にプリントしているのが特徴。
存在感のある柄ですが、モノトーンでクールにまとまっていて、大人っぽいムードです。やや細身のシルエットがスタイリッシュな印象も感じさせます。


こちらの総柄Tシャツは〈semanticdesign(セマンティックデザイン〉製。モノトーンのカモフラージュ柄をプリントしていますが、実はミッキーマウスで構成しています。
5種類のミッキーマウスを重ねることで、迷彩風にアレンジ。大人でも着こなせる模様に仕上げています。


このミッキーマウス柄のTシャツのように、自分の好きなモチーフが潜んでいる総柄を選ぶことも可能。
キャラクターやロゴがさり気なく描かれたグラフィックなら、大人っぽさを損なわずに個性を加味することができます。


モノトーンの総柄プリントTシャツを着こなす際は、パンツもモノトーンで統一してクールにまとめるのがおすすめです。
他のアイテムを無地にすると大人なバランスに整い、Tシャツの柄が引き立ちます。


とりあえずスタイリッシュな雰囲気の「フォトプリント」Tシャツ

スタイリッシュなイメージやアートなムードが強いのは「フォトプリント」入りのTシャツ。
使われている写真のテイストで印象は変わりますが、海外の風景などをモチーフにしたシンプルな作品ならたいていおしゃれな印象です。


〈m.f.editorial(エムエフエディトリアル)〉の1枚は、イギリスのロンドンにある街「ミルトンキーンズ」がモチーフです。
ネオンサインが水面に反射している風景を、発色の良い4色分解のフォトプリントで再現。
そこに英字のロゴを重ねたグラフィックが、ポップでスタイリッシュな雰囲気を感じさせます。


フォトプリントがあしらわれたTシャツは、このアイテムのようにモノトーンのボディを使ったタイプがおすすめ。
主役である写真の色味が引き立ちつつ、全体として落ち着いた印象になります。


このTシャツも〈m.f.editorial(エムエフエディトリアル)〉製。フランスのパリにあるセーヌ川の周辺をモチーフにした写真を採用しています。


写真をランダムに分割しつつ、ロゴを挟み込んだデザインがシックで洒脱。
左袖にはトリコロールのエッフェル塔と「Down in the seine」の刺繍が入っていて、パリのムードを盛り上げています。


この1枚のように、モノトーンの写真を使ったフォトプリントTシャツはかなりクールでスタイリッシュ。アートな雰囲気も強くなります。
大人っぽいコーディネートになじみやすいので、無地のTシャツに飽きたらモノトーンのフォトプリントTシャツから追加するのがおすすめです。


リスペクトする人物が身にまとえる「ポートレイトプリント」Tシャツ

大人っぽさを優先するならこれまで紹介したきたようなモノトーンのプリントTシャツがおすすめですが、色味がほしいときには「意味のあるモチーフ」のプリントTシャツを選ぶという手もあります。


意味あるモチーフの代表格は「ポートレイト」。ポートレイトとは「肖像画」や「肖像写真」といった意味で、人物を被写体にした作品を指します。
人物メインのプリントはインパクトがあってカジュアルなイメージになりますが、リスペクトしている人物がモチーフなら選ぶ必然性があり、大人な自己表現として着こなす意味も高まります。


〈semanticdesign(セマンティックデザイン〉のTシャツで採用しているのは、革命家のチェ・ゲバラ。ファッションアイコンとしても人気の高い人物です。
しかも、アメリカ人のペインティングアーティスト、シド・マウラーがアレンジを加えているため、スタイリッシュな印象に仕上がっています。


チェ・ゲバラのポートレイトは赤系のカラーが軸になっているので、赤いボディに自然となじみ、派手な印象が緩和しています。
プリントになじむボディカラーを選ぶことで統一感を生みだし、着こなしやすくするのもアイテム選びのポイントです。


こちらも同じシリーズのTシャツで、モチーフはカート・コバーン。伝説的なロックバンド「ニルヴァーナ」のヴォーカリスト兼ギタリストとして人気を集めた人物です。
グランジスタイルのアイコンとしても知られ、ハードなダメージ感のあるジーンズや古着のネルシャツなどを愛用していました。


グランジファッションの象徴であるカート・コバーンのポートレイトを身にまといつつ、あえて正反対の上品なコーディネートにまとめると新鮮。
ポートレイトプリントの肌色に近いキャメルカラーのTシャツをセレクトすれば、プリントが悪目立ちせず、大人っぽく着こなすことも可能です。


プリントTシャツを大人がおしゃれに着こなすのは決して簡単ではありません。だからこそアイテムをきちんと吟味すべき。
自分らしく着こなして唯一無二のコーディネートを築きましょう!


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