ふくえらびtips vol.9

ふくえらびtips

09

2021.07.29

「おうちキャンプ」を盛り上げるには、服装までこだわるのがコツ

「ふくえらびtips」は、服選びやコーディネート作りにつながる「tips(ティップス/コツ、ヒント、小技)」を専門家が紹介する連載コラム記事です。
今回は、ここのところ増えている「おうちキャンプ」を楽しむためのコーディネートについて。
服装から演出して、気分も雰囲気も盛り上げましょう!!

構成&テキスト:平 格彦(AllAbout「メンズファッション」ガイド/編集者/ライター)https://note.com/masahikotaira
  • twitter
  • facebook
  • LINE
  • B!

外出不要の「おうちキャンプ」だからこそ、自由におしゃれを楽しもう!

感染対策、スポーツ観戦、酷暑…いろいろな意味で外出しにくいのが今年の夏。
ということで、「おうちキャンプ」をする人が増えているようです。


家にいながらキャンプ気分を味わうためには、テントやグッズなどで演出することが重要。その一環として、服装にこだわるのもおすすめです。
人目につかない室内だからこそ、自由におしゃれが楽しめる良い機会と捉えてはいかがでしょうか。


手軽でおしゃれなキャンプ風コーディネートを築くためには、アウトドア調のセットアップを活用するのがイチ押しです。
たとえば、注目度が高まっている「カーキ色」のセットアップ。ミリタリースタイルの定番カラーでもありますが、アウトドアスタイルの定番カラーでもあり、シンプルなセットアップで取り入れればアウトドアテイストが演出できます。


この〈m.f.editorial(エムエフエディトリアル)〉のセットアップは、見るからアウトドア調。
半袖のバンドカラーシャツとショートパンツの組み合わせが涼し気です。


こちらのセットアップは〈semanticdesign(セマンティックデザイン)〉製。全面にグラフィカルなロゴをレイアウトした総柄がおしゃれで、野外でのキャンプフェスなどにぴったりのデザインです。


半袖のオープンカラーシャツとショートパンツの組み合わせは、開放感たっぷり。リゾートテイストも感じさせるセットアップに仕上がっています。
かなりラフな印象なので、ルームウェアやパジャマに見えないように意識するのがベター。
簡単な改善策として、ブラックの小物類をプラスして引き締めるのがおすすめです。


セットアップは上下を組み合わせて着用するだけでなく、シャツやショーツをそれぞれ単体で着回すことも可能。
「おうちキャンプ」だけでなく、さまざまなシーンで自分らしいコーディネートを築いてみてくだい。(シャツを使ったコーディネート例はこちらのページをご参考に。)


キャンプ感ある「小物」を取り入れるでけでも雰囲気は盛り上がる

コーディネート全体をアウトドアテイストにするのが難しい場合は、アウトドア感のある小物を取り入れるだけでも気分やムードは盛り上がります。


レイヤードがしやすく、気軽にアウトドア調を演出できるのがベストです。
たとえば〈grn outdoor(ジーアールエヌ アウトドア)〉の「TEBURA VEST21(手ぶらベスト21)」は、見るからにアウトドアテイスト。
Tシャツの上に重ねるだけでアウトドア調のコーディネートにアレンジできます。


多様なポケットが多数ついていて、ベストではなくバッグと言ったほうが良いほどの収納力。
スマホや財布はもちろん、ウェットティッシュや調味料などを持ち歩くこともでき、「おうちキャンプ」だけでなく実際のキャンプやバーベキューでも活躍してくれます。


顔周りの印象を変えたい場合は、被り物を活用するのがおすすめ。キャップ類でも雰囲気は出ますが、アウトドアテイストを優先するならサファリハットがイチ押しです。


〈UNIVERSAL OVERALL(ユニバーサル オーバーオール〉の「バックサテン サファリハット」を始めとする正統派のサファリハットを被るだけで、アウトドアテイストがすぐに演出できます。
人と会話する際は顔を見るため、顔周りがアウトドア調というだけで印象は一変。費用対効果という視点では、サファリハットがもっとも有効とも言えます。


室内の「おうちキャンプ」なのにハットを被っていると違和感があるかもしれませんが、だからこそアイキャッチになって効果がいっそうアップ。
その違和感を楽しむつもりで活用してみてください。被り物を使うと簡単に寝グセが隠せるというメリットも小さくないのではないでしょうか?


仕上げとして、「おうちキャンプ」用の調理グッズも揃える!

見た目のアウトドアテイストが演出できたら、室内で使えるバーベキュー風の調理具も用意してみてください。
キャンプの醍醐味のひとつが自分たちで作ったおいしい食事なので、そんな雰囲気が味わせるロースターやグリルがあると気分は自ずと盛り上がります。


たとえば〈TOFFY (トフィー)〉の「スモークレス焼肉ロースター」は便利です。
ポイントは、「サイドヒーティング方式」を採用した低煙性能。
驚くほど煙が発生しづらい作りになっていますが、カーボンヒーターが発する遠赤外線の輻射熱で食材をしっかり調理することができます。


無煙ロースターがあると、自宅で手軽に串焼きを楽しむことが可能。網焼きの焼肉を味わうこともできます。
焼き網だけでなく平面プレートも付属しているタイプなら、さまざまタイプの料理に対応します。


〈PRINCESS(プリンセス)〉の「テーブルグリル ピュア」も「おうちキャンプ」のムードが盛り上がる逸品。機能性もデザイン性も優れています。


おいしく調理できる機能の秘密は「セラミック ノンスティック加工」。熱伝導性が高いため、高温でなく中低温でも温度がきちんと均一に伝わり、ムラなく焼き上げることができます。


また、ノンオイルでも調理が可能。食材の脂だけでグリルすることができ、ヘルシーな料理に仕上がります。しかも、余分な油が流れ落ちる工夫も。
プレートが中央に向かって緩やかに傾斜し、中央に穴が設けられているので、余った油などが受け皿に落ちるように計算されています。


デザインはシンプルで流麗。美しい曲線と竹素材の組み合わせがクリーンかつナチュラルで、おしゃれな「おうちキャンプ」にぴったり。
「JIDAデザインミュージアムセレクション」の「ゴールドセレクション賞」を獲得しているというネタは、楽しい会話の口火として最適です。


  • カテゴリで絞り込む
  • ブランドで絞り込む