ふくえらびtips vol.5

ふくえらびtip's

05

2021.07.01

最高気温25度と30度の服装は何が正解? 「気温別クールビズコーデ」の模範解答

「ふくえらびtips」は、専門家がコーディネート作りにつながる「tips(ティップス/コツ、ヒント、小技)」を紹介する連載記事です。今回は、気温に合ったクールビズのお手本コーディネートを解説。参考にして暑い季節を乗り切ってください!

構成&テキスト:平 格彦(AllAbout「メンズファッション」ガイド/編集者/ライター)https://note.com/masahikotaira
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最高気温25度は「薄手の長袖トップス」を着こなすのが最適

最高気温が25度をオーバーする日は「夏日」。ただし、朝や夜は涼しい日もあります。最高気温だけでなく最低気温もチェックして、服装を考えるのがベターです。

一般的な目安として、最高気温が25度の日は「薄手の長袖トップス」をメインにしたコーディネートが最適。ビジネスカジュアルなら、長袖のシャツを主役にしたコーディネートが第一の選択肢になります。

このお手本で着用しているシャツは、襟先が大きく開いたカッタウェイ仕様。ノータイでも野暮ったく映らず、すっきりした印象にまとまります。さらに、シワがつきにくい形態安定性と動きやすいストレッチ性を兼備し、上品で動きやすいシャツスタイルが手軽に築けます。

念のためにジャケットも用意しておけば、クライアントに会う用事があっても問題なし。防シワ性のあるタイプなら、持ち運びしやすくて便利です。


こちらはジャケットをメインにしたコーディネート。セットアップで着用することで、スーツに近いきちんと感を出しつつ、インナーをTシャツにして清涼感や適度なリラックス感もプラスしています。

最近は機能面で優れているジャケットやセットアップも増えているので、快適に過ごせて見た目がスタイリッシュなビジネススタイルを築くことが難しくはありません。

このお手本コーデで着用しているセットアップも、軽量性とストレッチ性を併せ持つ「マルチコントロール」素材を使用。見た目は正統派のビジネスカジュアルですが、想像以上にリラクシングな着心地です。


最高気温30度は「半袖トップス」を着こなして真夏仕様に

最高気温が30度をオーバーする日は「真夏日」と呼ばれます。文字通り真夏の暑さなので、外出する際は熱中症の対策なども意識しなければなりません。必然的に、トップスは半袖を選ぶべき。クールビズのコーディネートを組み立てるように意識しましょう。

風通しの良い半袖のトップスを選びながらビジネス感をキープするなら、シャツが適任です。このお手本では、シャツとセットアップでブルー系のグラデーションを築き、見た目の清涼感を演出しているのもポイントです。

あくまで半袖のシャツがメインですが、冷房が効いた室内で温度調整をしたいときや、商談の席で品格を上乗せしたいときは、ジャケットをはおってアレンジしましょう。


半袖のトップスとしてポロシャツを活用するのもおすすめです。「ビズポロ」などと呼ばれるビジネス仕様のポロシャツを選ぶのがベター。シャツと同じ台襟が付いているので、首元が立体的でエレガントに映るのがポイントです。

さらに、この実例のようにボタンダウンカラーのポロシャツを選ぶのがイチ押し。襟先や襟の形が乱れずキレイに収まるので、ジャケットをはおる際にいちいちチェックしなくても首周りが美しくまとまります。

ポロシャツだからこそ選べる色として、ダークネイビーやブラックを選ぶと新鮮味が強調できるのでおすすめ。精悍で引き締まった印象を打ち出すこともできます。

真夏日のトップスは機能性も重要。このポロシャツや上で紹介した半袖シャツのように、吸水速乾性に加えてイージーケアやノーアイロン仕様も備えていると万全。洗濯するのが苦にならず、ガンガン着回せます。


「温度調整」が簡単な薄手のカーディガンを活用するのも有効

薄着になればなるほど、状況に合わせてアウターを重ねられるようにしておく必要性もあります。入ったお店の冷房が効き過ぎているケースや、不意にクライアントへ謝罪に出向くケースも考えられるからです。

これまで紹介してきたようなテーラードタイプのジャケットをオフィスに置いたり、バッグに常備できたりすれば完璧です。ただし、荷物が多い日などは、それが難しい場合もあるでしょう。そんなときなカーディガンを活用すればOK。シンプルな定番カラーを選べば、ジャケットに近い品格をプラスすることができます。

この実例はボーダー柄のTシャツに鹿の子生地のカーディガンを重ねただけですが、まるでジャケットをはおったようなきちんと感が演出できています。


カーディガンをバッグに入れるのが難しい場合は、肩に掛けたり腰に巻いたりすれば収納場所に困りません。シンプルなクールビズスタイルのアクセントとしても重宝するので薄手の高機能なカーディガンがあると何かと便利です。

ただし、コーディネートのアクセントになるからと言って派手なカラーを選ぶのは避けましょう。カラーで個性を演出するのは、かなりの上級者だけに許されるテクニックです。

まずは、ビジネススタイルの定番であるブラックやグレー、ネイビーなどの定番カラーを使った無地の正統派カーディガンを選んでください。お手本のコーディネートを見ればわかりますが、それでも十分なアクセントになります。


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